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2022.07.04

カメラの買取

古いカメラは買取可能?相場や査定の注意点も紹介

古いカメラは買取可能?相場や査定の注意点も紹介


家のなかに眠っている古いカメラを売りに出したいものの、そもそも買取が可能なのか気になる方もいらっしゃるのではないでしょうか?
買取できたお金で、新しいカメラを購入できるとよいですよね。

そこで本記事では、古いカメラは買取が可能なのかということや、買取に出すときの注意点などを紹介します。
古いカメラの処分方法として買取を検討されている方は、ぜひ最後までご覧ください。

古いカメラは買取可能なのか



カメラの性能は日々つねに進化しているため、古いカメラにそもそも需要がないのではと考える方もいらっしゃるでしょう。
ここからは、古いカメラの買取が可能かどうかを解説します。

古いカメラは売れる?



古いカメラは、買取される価値があるのかどうかは気になるところですよね。
結論から申し上げますと、古いカメラでも買取は行えます。

なぜ、古いカメラでも買取が行えるのかというと、カメラを趣味としているライトユーザーやヘビーユーザーからの需要が多いためです。
古いカメラを使って写真を撮る方や、カメラをコレクションとして集めている方など、さまざまな目的で古いカメラを購入する人がいます。

ただし、一概に古いカメラとはいっても、いつの時代のカメラなのかということや、カメラの種類によって買取価格は異なります。
カメラの状態がよくても種類が高価ではないものは金額が低く、カメラの状態は悪いが種類が高価なものであると、高い金額で買い取ってもらえる場合もあります。

そのため、古いカメラであるから価値が高いというわけではなく、種類や状態によって金額が左右される可能性が高いです。
また、買取業者によっても提示する見積もり金額が異なるため、持っているカメラの買取相場がどのくらいなのかは、あらかじめ確認しておきましょう。


古いカメラの種類



古いカメラといっても、一概に決まっているものがあるわけではありません。
古いカメラに分類される、主な種類は以下のとおりです。

古いカメラの主な種類

アンティークカメラ
フィルムカメラ
中判カメラ
大判カメラ
8mmカメラ
蛇腹カメラ
二眼レフカメラ
画質の悪いカメラ
壊れたカメラ

なかでも、価値が高いとされている2種類のカメラを詳しく紹介します。

アンティークカメラ

一口にアンティークカメラといっても、実は明確な定義がありません。

一般的には1960年代頃までに製造されていた、フィルムカメラのことを指し、クラシックカメラやヴィンテージカメラなどとも呼ばれています。
この頃に作られているカメラは、現代のように大量生産ができるわけではないため、非常に価値が高いです。

アンティークカメラの多くは電気式ではなく機械式であるため、撮影の際に手間がかかるという特徴があります。
また、1つのフィルムで最大枚数まで撮影をしたあとは、現像するまで撮影した写真を見ることができません。

アンティークカメラは、鑑賞用・実用のいずれでも人気があることから、買取を行った場合には金額が高くなります。
さらに、アンティークカメラで問題なく撮影できる場合には、さらに価値が上がるでしょう。
状態によって金額が変動するため、買取に出す前にぜひカメラの状態を確認してみてください。

フィルムカメラ

フィルムカメラとは、本体のなかにフィルムを入れることで撮影ができるカメラのことで、一眼レフや二眼レフ、コンパクトやレンジファインダーなどの種類があります。
写真を撮ったその場で画像を確認できるデジタルカメラとは違い、フィルムカメラはその場で確認ができず現像が必要であることが大きな特徴です。

フィルムカメラは、なかに入れるフィルムによって撮影する写真の色彩が変化します。
使用するフィルムを変えることで、写真の大きさや写り方などを変えられるため、さまざまな写真の撮影が可能です。
日々性能が高まるデジタルカメラが流行しているなかで、時代を感じさせるデザインのカメラがリーズナブルに手に入ることから、フィルムカメラは人気を集めています。

フィルムカメラは、すでに生産終了している製品のため、新たに手に入れたい場合には中古品を購入するしかありません。
また、撮影ができない場合でも、コレクションとして集めている人も多いです。
そのため、もし写真の撮影ができない場合でも買取が可能なカメラです。

古いカメラの買取相場



古いカメラを買取に出す場合には、どのくらいの金額が相場なのかを知っておくことが大切です。
あまりにも安い金額で買取されないように、持っているカメラの買取価格はどのくらいの金額が相場なのかを確認しておきましょう。

ここでは、中古買取サイト「カメラのキタムラ」や「ヒカカク」の買取価格を例に、古いカメラの買取相場を紹介します。

古いカメラの買取相場

ニコンF5 約18,000円
ニコンF100 約18,450円
ニコンF3 ハイアイポイント 約27,000円
ニコンF6 ボディ 約52,920円
ニコンF3 T Bodyブラック 約76,500円
キャノンNewF-1 AEファインダーBody 約22,140円
キャノンEOS-1V ボディ 約36,990円
コンタックスT2 チタンクローム 約72,000円
ミノルタTC-1 約36,960円
ペンタックス645N 約45,000円
ヤシカ二眼レフカメラ COPA-MXV 約3,040円
LeicaフィルムカメラM6 約125,000円
BABY PEARL 小西六 蛇腹カメラ 約1,200円
ハッセルブラッド503CW 約150,000円

上記の表のように、古いカメラのなかでも買取価格に差があることが分かるでしょう。
カメラの状態や種類によっても、買取価格は大きく異なることがあるので、買取を検討されている方は、いくつかの店舗やサイトで見積もりをとることをおすすめします。

古いカメラを買取に出す場合の4つの注意点



古いカメラを買取に出す場合には、4つの注意点があります。
カメラの買取価格が下がることを避けるために、査定に出す前に以下4つの注意点を確認しておきましょう。

注意点①メーカーや型番の確認



古いカメラは、メーカーや型番によって価値が大きく変わります。

同じモデルであったとしても、モデルチェンジがあったタイミングによって数万円もの差が生まれます。
そのため、持っているカメラが発売された時期を確認するために、メーカーや型番を調べておきましょう。

メーカーや型番が分かれば、同じカメラがどのくらいの相場で買取されているのかを調べられます。
型番はカメラのボディに刻印されていることがほとんどですが、刻印されている場所はメーカーによって異なるため、どこに刻印されているかを確認してみてください。

基本的には、一眼レフである場合は本体の正面、中判カメラは正面もしくは背面、大判カメラは蛇腹部分もしくはレールの下に型番が刻印されていることが多いです。
メーカー名は、本体の正面側に刻印されています。

注意点②付属品や傷、汚れの確認



古いカメラの場合には、付属品が揃っているかどうかによっても買取価格が変わります。

たとえば、本体用のケースやハードケースなどの付属品は、すでに生産終了しているものが多く簡単に手に入りません。
そのため、捨てた記憶がない限りは、カメラを購入した際についてくる付属品が残っているかどうかも確認しましょう。

また、カメラ自体に傷や汚れがあるかどうかも大事なポイントです。
傷や汚れがある状態で査定に出すと、価格が下がってしまうため注意しましょう。
自分でできる範囲で手入れを行ったうえで、査定に出すことがおすすめです。

もし、大きな傷がある場合には買取価格が大幅に下がってしまうため、修理に出すことも検討しましょう。

注意点③動作の確認



つづいて、カメラが正常に動くかどうかの、動作の確認も行います。
たとえば、部品が不足していてカメラが動かない場合には、買取価格が下がってしまいます。

特に、撮影に影響するレンズ部分の動作確認は、より慎重に行うことが大切です。
カメラを使用したあとの手入れをする場合でも、レンズ部分の手入れは怠らないようにするとよいでしょう。

場合によっては、レンズにカビが生えている可能性もあります。
カビを確認した場合はウェットシートで拭き取るか、カビが悪化している場合は専門業者へ依頼しましょう。

もし、動作確認で不備があった場合には、できるだけ修理をしたうえで査定に出すことをおすすめします。

注意点④保管状況の確認



古いカメラの場合、普段どのように保管されているのかといった保管状況が買取価格に影響します。

持っているカメラの価値に気づいている方は、専用のケースを使ったり環境を整えたりしていますが、カメラの価値に気づいていない方は保管状況が悪い可能性が高いです。
そのため、持っているカメラの型番やメーカーを調べたうえで、価値が高いと分かった場合には、正しい保管方法に改めましょう。

おすすめの保管方法は、カメラを保管するための専用のケースである防湿庫の活用です。
防湿庫は密閉された空間であるため、温度や湿度を一定に保ちつつ、ほこりや砂が入ることを防ぐ役割があります。

買取価格を下げないようにするためには、日々使用したあとの手入れも怠らないことも大切です。

古いカメラは需要が高い製品であるため買取ができる



いかがでしたでしょうか?

古いカメラでも、買取は可能です。
古いカメラでも買取が可能である主な理由は、古いカメラで写真を撮る方やカメラをコレクションとして集めている方など、さまざまな目的があるためです。

カメラの状態や種類によって買取相場が異なるため、いくつかの店舗やサイトで見積もりをとることをおすすめします。
古いカメラを買取に出す場合は、メーカーや型番、付属品や傷、汚れや動作などの確認をしておきましょう。
また、専用のケースである防湿庫を使って、温度や湿度が整った環境でカメラを保管することも大切です。

HJ Cameraでは、古いカメラの買取を行っています。
買取を検討されている方は、ぜひ一度お問い合わせください。

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