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2022.07.11

カメラの買取

カメラの正しい保管方法とは?カビが発生する原因と対策

カメラの正しい保管方法とは?カビが発生する原因と対策



家のなかにあるカメラを正しい方法で保管できているか、気になったことはありませんか?
もし、今後使わなくなったカメラを買取に出したいと考えた場合に、正しい方法で保管できていないと、カビが発生してカメラの価値が下がる可能性があります。

そこで本記事では、カメラの保管方法にお悩みの方向けに、カメラの正しい保管方法を紹介します。
カメラにカビを発生させないための対策も紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。

カメラにカビが発生する原因



カメラのレンズを拭いてもくもりが取れない原因の1つが、カビであることをご存じでしょうか?
実は、カメラの保管方法が悪いとレンズ自体にカビが生えてしまいます。

カビは、高温多湿で風通しが悪い場所を好んで発生します。
そのため、カメラを保管している場所が高温多湿で風通しが悪い場合には、レンズにカビが発生する可能性が高いです。
また、カメラについた汚れがカビにつながることもあるため、使用後の手入れもしっかりと行わなければなりません。

発生してすぐのカビは自分で取り除くことができますが、長期間カビがこびりついて状態が悪い場合には、専門業者へ依頼しなければならないこともあります。

カメラのレンズにカビを発生させないためには、高温多湿や風通しが悪い場所を避けて正しい方法で保管することがおすすめです。

カメラの適切な保管方法


カメラの適切な保管方法は主に2つあり、保管方法によって準備するものが異なります。
それぞれの保管方法を紹介するので、ぜひ自分に合った方法を試してみてください。

保管方法①防湿庫(ドライボックス)を使う



防湿庫とはカメラを保管する専用のケースであり、密閉することで庫内の温度や湿度を安定させられるという特徴があります。
防湿庫の購入には多少の費用がかかるものの、温度や湿度を適切に保てる環境でカメラを保存したい場合に有効な保管方法です。

防湿庫にはさまざまな種類があるため、持っているカメラやレンズなどによって自分に合ったものを選ぶことが大切です。
たとえば、カメラを保管しつつ充電ができるコンセントつきのものや盗難防止用の鍵がかけられるものなどが挙げられます。

基本的に防湿庫の表面はガラス張りになっているため、外から内部が確認できる作りです。
そのため、複数のカメラを所持していて、コレクションとしてカメラを飾りたいという場合にも活用できます。

また、防湿庫よりも安く費用で準備できる、簡易ドライボックスの活用もおすすめです。
ただし、防湿庫よりも簡易な作りであるため、内部に乾燥剤を入れる必要があり、3か月に1回を目安に乾燥剤を交換しなければなりません。

保管方法②ジップロックに入れる



カメラの保管方法のなかで、もっとも簡単に使用できるものがジップロックです。

準備するものはカメラが入るサイズのジップロックと乾燥剤だけなので、コストを抑えられる保管方法です。
保管の手順としては、まず保管したいカメラやレンズをジップロックのなかに入れたうえで、ジップロックの空気が残らないようにしっかりと空気を抜くだけで済みます。

ただし、簡易ドライボックスと同様に、なかに入れている乾燥剤は定期的に交換する必要があるので注意しましょう。
また、ジップロックは経年劣化によって密閉力が落ちて空気が漏れる可能性があるため、乾燥剤と一緒のタイミングで交換することをおすすめします。

カメラにカビを生えさせないための対策



カメラにカビを発生させないためには、主に2つの対策が有効です。
知らないあいだにカビが発生していたというトラブルを避けるためにも、それぞれの対策を知っておきましょう。

対策①使用後の手入れを行う



カメラにカビを発生させないためには、使用後の手入れを怠らないことが大切です。
カメラの汚れがカビの原因になることもあるため、使ったあとはしっかりと拭き取らなければなりません。

手入れを行う際の手順は以下の3ステップです。

カメラを使用したあとの手入れの手順

柔らかい素材のブラシを使って、ほこりや砂を飛ばす
ウェットシートを使って、汗や皮脂、手汗を拭き取る
細部は綿棒を使用して拭き取る

重要なポイントは、1つ目のステップでしっかりとほこりや砂を飛ばしておくことです。
ほこりや砂がついている状態でレンズや本体を拭き取ると、カメラが傷ついてしまうことがあるため、注意しましょう。

対策②カメラバッグからすぐに取り出す



カメラをカメラバッグに入れて持ち運んだ場合は、帰宅後に必ずカメラバッグから取り出しましょう。

カメラバッグは外気の湿気を吸っているため、なかにカメラを入れたままにするとカビが発生する可能性があります。
カメラバッグの内部は高温多湿で風通しが悪いため、必ずカメラは取り出して保管することをおすすめします。

カメラにカビが生えているかを確認する方法



カメラは、主にレンズにカビが発生します。
レンズにカビが発生していた場合は、自分で対処するかメーカーに依頼するかの対応をする必要があります。

そのため、まずはカメラのレンズに、カビが発生しているかどうかを確認しなければなりません。
レンズのカビを確認する際は、レンズに細く白い糸状の汚れがついていないかどうかを見てみましょう。
レンズをカメラから取り外し、光にあててみると簡単に確認できます。

レンズに糸状のものがついていて、手入れ用のシートで拭いても取れない場合はカビの可能性が高いです。

自分でレンズを拭くだけで簡単に取れるカビもありますが、取れない場合にはメーカーに依頼してカビを取ってもらわなければなりません。
メーカーへの依頼は修理の扱いとなるため、一定の費用がかかることは押さえておきましょう。

カビが発生したカメラでも買取は可能?



もし、カメラにカビが発生している場合、買取可能かどうかは気になるポイントですよね。
結論から申し上げますと、カビが発生しているカメラでも買取は可能です。
(※状態に応じ、減額査定になります。)

たとえば、カビが発生しているレンズが前玉レンズであった場合には、撮影に影響しないことがほとんどです。
一方で、後玉レンズにカビが発生している場合には、撮影に影響がある可能性が高いです。

後玉レンズにカビが発生していたとしても、まずは査定に出すことをおすすめします。

カメラの正しい保管方法は高温多湿や風通しが悪い場所を避けること



いかがでしたでしょうか?

カメラは高温多湿や風通しが悪い場所に保管すると、レンズにカビが発生します。
カメラを保管する場合は、防湿庫(ドライボックス)やジップロックなどを使うことがおすすめです。
正しい保管方法でカメラを保管することで、カメラを長く使うことができるでしょう。

カビを避けるためには、カメラを使ったあとの手入れを怠らないことやカメラバッグのなかに入れたままにしないことが大切です。

HJ Cameraでは、使っていないカメラの高価買取を行っています。
カメラにカビが生えているか不安な方も、まずはお気軽にお問い合わせください。

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